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沿革

エス・オー・シー株式会社(SOC)は、1958年11月27日に「三王産業株式会社」として東京に設立されました。「三王」とは「3人の王」を意味し、「お客様・株主・従業員を大切にする」という創業精神に由来しています。

SOC設立当時のヒューズのエレメントは、合金であれば鉛(Pb)と錫(Sn)、純金属であれば亜鉛(Zn)か銅(Cu)または銀(Ag)の1本線でした。

1962年当時、テレビは、白黒テレビからカラーテレビへと移り変わりの時期でした。カラーテレビは、極めて頻繁にヒューズが溶断するため、セットの裏ぶたにスぺアーヒューズが付いていました。

頻繁に溶断する原因は、テレビの電源投入時に、コンデンサー回路充電のために過渡的に数ミリ秒流れ、最高で60Aに達するサージ波形の大電流であることは判っていましたが、それまでの1本線ヒューズでは、この問題を解決することができませんでした。SOCは、サージ電流では溶断せずに事故電流で溶断する巻き線タイプのヒューズエレメントを発明し、カラーテレビを始めとしたあらゆる機器にスぺアーヒューズを必要としない時代の幕を上げました。

冷蔵庫、エアコン、洗濯機等のモーター回路は、始動トルクが大きいことが必要なため、電源投入時に大きな台形タイプの波形の電流が流れます。1975年以前は、この大電流に対応するためのヒューズは、エレメントに低融点金属を使用し、スプリングのメカ機能を利用したものでありましたが、その結果ヒューズの溶断性能が大きくばらつくという問題がありました。SOCは、セラミック芯へエレメントを巻き付けるという今までにない新しいタイプのエレメントを発明し、非常に安定した溶断性能を持つタイムディレーヒューズの製造を開始しました。

SOCは、1975年4月に最初の海外子会社を米国ニューヨーク州に設立し、1978年12月に栃木県那須に栃木工場を開設しました。

Photo : SOC Tochigi Factory

1970年代後半になると、電話は電子交換機の時代に入ります。交換機がコンピュータ制御になったので、落雷による被害を防止するための超速断ヒューズの要求が高まりました。1980年に、この要求に応えるために、AT&T社から要請を受けて開発されたのが世界最速の10μsで動作する超速断ヒューズKS21505 (SMシリーズ)です。

1983年4月、「三王産業株式会社」の社名をその頭文字をとって現在の「エス・オー・シー株式会社」に変更しました。同年、SOCはリード付マイクロヒューズを開発し、ハンディエレクトロニクス機器時代の到来に際し、回路の小型化に貢献しました。

1990年には、オランダとシンガポールに販売拠点を設け、その翌年1991年には、新設した秋田工場での生産を開始しました。

Photo : SOC Akita Factory

1987年には、世界初の表面実装型ヒューズ(MCFシリーズ)の生産を開始し、1994年には400V定格でφ5.2×20mmという小型化を実現したガラス管ヒューズ(SHVシリーズ)を、2001年には米国通信機器の規格であるTelcordia GR-1089-COREのセカンドレベルAC電力障害に含まれる一次電力線の混触を想定したAC600V 60Aの短絡電流を2.7×2.7×10.3mmという驚異的に小型なサイズで遮断できるヒューズ(28CDA)の開発に成功しました。

2002年にはECのRoHS指令を満足する鉛フリー化を全製品で達成し、2006年にはφ10×28mmでDC500V 100Aを遮断することの出来るヒューズ(DC500VBC1028)を開発しました。

現在は、各自動車メーカー様からの要請を受けて次世代回路保護用ヒューズの開発にも取り組んでいます。

世界一の性能、世界一の品質の製品をお届けすべく努力し続けております。

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